得点を喜ぶ武南の選手たち
36大会ぶり7度目のタイトルを狙った浦和南は、4得点・1失点で準決勝に進出。前チームのレギュラーはFW掛谷羽空(2年)だけだが、武南と同じように攻守が整った高い水準のチームだ。
前半はともにゴール前の見せ場が少ない内容だったが、決定的チャンスに持ち込む展開は浦和南のほうがやや優勢。持ち味の長いキックと連動したプレッシングで武南を自由にさせなかった。
武南の内野慎一郎監督は「浦和南は徹底した圧力と徹底した戦術で向かってきた。警戒するよう選手には伝えたが、(こんな圧力は)このチームでは初めての経験ですからね」と戸惑ったのもやむなしとした。
▽令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)