武南vs浦和南

 前半の決定機はともに1本ずつ。浦和南は34にMF嶋田琉威(2年)が惜しいシュートを放ち、武南は21分にMF平野琉斗(1年)の弾丸シュートがGKに弾かれ、いずれも先制機を逸した。

 浦和南は後半開始直後、ボランチ小原一心(2年)がバーをわずかに越える惜しいシュートを打ったのに続き、6分には左SB美島薫(2年)の蹴った右CKをエースの掛谷が狙ったものの、右にそれていった。22分にも美島の右FKから掛谷が角度のない左サイドから打ったが、左ポストに弾かれゴールを割れなかった。

 前半同様、ほとんど絶好のゴールチャンスを演出できないでいた武南だが、24分にCBコンビで待望の先制点を挙げ、これが決勝ゴールとなった。

 右FKのボールが混戦となってこぼれると、攻撃参加していた大澤拓馬(2年)が左からクロスを上げ、これを同じく攻め上がっていた主将の杉浦陸玖(2年)が、ヘディングでたたき込んだのだ。

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▽令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
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