“北信越の雄”帝京長岡、浦和ユースを下しついにプレミア昇格
“北信越の雄”帝京長岡
試合終了のホイッスルがなった瞬間、大きな歓声がスタジアムにこだました。2016年度から数えて今年で6度目の参入プレーオフ。毎年のように阻まれ、昨年と一昨年は先制点を奪いながら逆転を許して昇格を果たせなかった。過去のいろんな想いが溢れでたのだろう。スタッフ陣の喜びはひとしおで、試合後に谷口哲朗総監督の目には涙も浮かんだ。
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12月10日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)の2回戦が行われ、帝京長岡が浦和レッドダイヤモンズユースを2-1で下して、来季からプレミアリーグで戦うことが決まった。
立ち上がりから試合は互いが良さを出し合う展開となり、中盤での激しい攻防が続いた。その中で帝京長岡は決定機を確実に生かし、18分には右SB松岡涼空(3年)からパスを受けた主将のFW堀颯汰(3年)が左足で先制点を奪う。その後はチャンスを決め切れず、嫌な雰囲気が漂ったが、それでも44分に堀が加点。エースの2ゴールでリードを奪い、最高の形で前半を終えた。
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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2023プレミアリーグプレーオフ(参入戦)