3日、第93回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が行われ、初戦で宇治山田商(三重)を破り3回戦に進出した初出場の開志学園JSCと2回戦で高川学園(山口)との接戦を制した日大藤沢が対戦した。

 前半の立ち上がりから攻勢をかけたのは日大藤沢。まずは、中村恒貴が右足で押し込み先制。

 さらに27分、こぼれ球を佐藤拓がミドルシュートを放つと、これがゴール左下に突き刺さり、日大藤沢が追加点を奪い2対0とリードを広げる。

 攻撃の手を緩めない日大藤沢は39分、佐藤拓のパスに飛び出した田場ディエゴが見事な一撃を決め、日大藤沢が3点のリードで前半を終えた。

 初出場の開志学園JSCにとっては、前半の3点が重くのしかかる。一刻も早く1点を挙げ、反撃に転じたかったが、高橋颯人、大坪奨などのシュートがゴールを割りそうなシーンはあったものの、最後まで日大藤沢のゴールネットを揺らす事が出来なかった。 

 3対0で開志学園JSCを下した日大藤沢は、1月5日に行われる準々決勝で東福岡(福岡)を下し、2戦9発と波に乗る静岡学園(静岡)と対戦する。