3日、第93回全国高校サッカー選手権大会3回戦が各地で行われた。フクダ電子アリーナ第1試合は、富山代表の水橋と千葉代表の流通経済大柏の対戦。
前半は両者とも相手の出方を伺いながら、また自分たちのサッカーを確認するような静かなスタート。20分を過ぎてくると流通経済大柏が攻撃を仕掛けだす。しかし、水橋もDF陣一丸となり攻撃を防ぎ、前半は0対0で折り返す。
後半に入っても、攻め手を緩めない流通経済大柏。後半立ち上がりには福井崇志がゴールを狙うが惜しくも枠の外。続く11分にはFKから小川諒也がヘディングで狙うもこれは水橋GK・村澤壮太に阻まれる。村澤は24分にも福井のシュートを防ぐなど好セーブを繰り返し、流通経済大柏のまえに立ちはだかる。
後半36分、遂に試合が動いた。右からのCKにゴール前、中央で高沢優也がヘディングで合わせ、ゴールに突き刺し先制点を奪った。結局これが決勝点となり、攻め続けた流通経済大柏がベスト8への扉をこじ開けた。勝った流通経済大柏は次戦、立正大淞南と対戦する。