4点目のゴールを喜ぶ聖和学園の選手たち

 これで落ち着いた聖和学園は29分中盤からゴール前に駆け上がったMF平川陽斗(2年)のゴールで2点差とし、さらに前半終了間際の35+1分ショートコーナーからMF安原知希(2年)がクロス。逆サイドでDF川上壱也(1年)がきっちりヘディングで折り返し、こぼれ球をDF松永和真(2年)が押し込み前半だけで3点リードを奪って後半に折り返した。

 後半も聖和学園の勢いは止まらず、41分左サイドでボールを受けた中村が相手DFに囲まれるも聖和らしい狭いところを抜けるドリブルで相手を剥がす。「ファーストタッチでミスってしまいましたが、切り込んで切り返して中に入り込んで決めました」と最後は倒れ込みながらもシュートを決めてこの日2点目のゴールでさらに突き放す。

 44分には安原のコーナーキックからDF細谷隼生(2年)がヘディングシュートを決め、47分相手のバックパスミスを拾った安原が角度の無いところから逆サイドのサイドネットへ技ありのシュートを決めた。試合終了間際の69分にはDF亀谷渉太(2年)がロングシュートを決めてダメ押し。7-0で聖和学園が大勝。2回戦帝京安積戦へと駒を進めた。

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▽第23回東北高等学校新人サッカー選手権大会
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