佐賀東 vs 福大若葉

 1-0で折り返した後半も粘り強く戦っていたが、次第に運動量が低下。佐賀東が10番のMF大島弘賀(2年)を軸にテンポよくボールを繋ぎ、何度もゴール前に割って入られた。最終ラインのスライドも遅れ、後半22分には浦津が体力の限界を迎えて交代。そこから一気に流れを持っていかれると、30+1分に途中出場のFW森田偉斗(2年)の右クロスに大島が合わせて同点に追い付かれた。試合はこのままタイムアップ。福大若葉は土壇場で勝利を逃す結果となった。

 杉山公一監督は「人の問題はあった。明日の試合もあるから難しいけど、体調不良者が戻ってきたばかりで今日から合流した状況もあったので評価は難しい」とした一方で、新たな選手の台頭に期待をしているという。昨年は九州新人戦に初出場するなど、結果を残して初の全国出場も見えていたが、夏以降に怪我人の影響で失速。だからこそ、格になる選手以外の成長を待ち望んでいる。

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▽第45回九州高校U17サッカー大会
第45回九州高校U17サッカー大会