FW名和田我空(写真左)
対する神村学園は、FW11日高元(1年)が3本のシュートを放ったが、思い通りとは言えない展開になったのは間違いない。20分には左サイドを仕掛けたFW14名和田我空(2年)のパスから、日高が決定機を迎えたがシュートは枠を捉えることができなかった。
前半の出来について有村圭一郎監督はこう話す。「前半はやりたいことがはっきりしなかった。ボールを繋ぎたいのも分かるのですが、ボールが止まり始めていた。そうなった時にどこでサッカーをするのか、後半は話した。PAに侵入にされるのが自分たちは嫌だと言っていたので、それならPAに侵入していく方向でサッカーをした方が良いんじゃないって」。
エンドが変わった後半はスタイルをピッチに順応させた神村学園のペース。佐賀東の田中が「難しいピッチに自分たちが順応できなかったことが敗因。蹴るのではなく、神村学園みたいに(ボールを)すくうべきだった」と話した通り、難しいピッチコンディションに合わせた技術を発揮し、ゴールに迫る場面が増えていく。
▽第45回九州高校U17サッカー大会
第45回九州高校U17サッカー大会