長崎日大 vs 鹿児島実

 前半の長崎日大は最終ラインからボールを繋ぎ、中盤で相手を中央に引き付けサイドに展開。

 「得意のドリブルとスピードを生かせるように縦突破とカットインを頑張りました」

 左サイドのMF7山本勝太(新3年)がドリブル突破からチャンスを量産し、28分には縦に勝負しPAに侵入したところで倒されPKを獲得。しかし、このPKを山本が失敗してしまう。

 決定機を決め切れず、嫌な空気が流れた長崎日大だったが、30+1分の前半ラストプレー、自陣でDFラインの裏にこぼれたボールをGK山本が前方へ大きく蹴り出す。

 この通常のクリアに見えた山本のプレー。「相手のGKが前に出ているのが見えたので狙いました」(山本)。これは相手の虚をつく超ロングシュート。急いで戻る相手GKの頭上を越えたボールはそのままゴールに吸い込まれた。

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