試合後、成徳深谷の為谷監督は、「相手コートでサッカーができた時間は長かったが、コンビネーションがうまくいかず決めきれないところがあった。もう少しゴールを意識してサッカーができたらいいと思うが、集中力を切らすことがうちのチームではよくある。その辺を修正していきたい」と振り返った。

 一方、テゲバの本藤監督は、「チームが目指しているサッカーが、あまり表現できていなかった。前半はかなり押し込まれて、ボールに手を出せなかったので、苦しむ展開になった。作本がいいアクションから点を決めてくれたので、ああいう形がどんどん出せたら、また違ったゲームになったかもしれない」と、悔しさをにじませた。大会については、「4月からリーグ戦が始まるので、開始までにもっと個人として、みんながスケールアップできるような大会にしたい」と語った。

(文・写真=高浜確也)

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