一方、敗れたおかやま山陽の加藤毅監督は「1-2になった時にその流れを活かして同点に追いつかないといけない。よく選手には元気玉って言っているんですけど、元気玉を大きくして立ち向かったらもっと良い流れに出来ていたんじゃないの、という部分が足りなかったですね」と悔しさを滲ませたが「選手たちは伸びしろが間違いなくあるので、これからどう成長していくのか、楽しみですね。明日も強度の高いチームと試合が出来るので、この後ミーティングをして明日、明後日にこの経験を活かして良い形で4月を迎えられるように頑張ります」と前を向いた。

　1位で予選リーグを突破した長崎日大は、3日目は決勝トーナメント1回戦でDグループ2位で勝ち上がってきた札幌創成(北海道)と、おかやま山陽は予選リーグ4位となり、チャレンジトーナメントで樟南(鹿児島)と対戦をする。

(文・写真＝古部亮)