キックオフ直後はDFラインからつなぎに入るアサンプション国際に対し、履正社がハイプレスからゴールに攻め上がる展開からスタート。しかし、アサンプション国際は履正社のプレスを見計らったように立ち位置を変え、履正社のプレッシングを回避。迎えた10分にはDFライン裏に生まれたスペースに11西尾が入り込み、ドリブル突破でPA右に入った折り返しを8安井が押し込み先制。続く18分には「狙い通りだった」と上野山監督も絶賛する17大鴻の右クロスに9浜崎が完ぺきなヘディングシュートで決め2-0。その後も10杉本のミドルシュートなどで履正社を押し込んだまま前半35分を終えた。
しかし、そこは昨年プレミアWESTの厳しい舞台で闘った履正社。平野直樹監督は前半終了間際に5石垣と23堀江純之介(2年)入れ替え、堀江をボランチに、6村上をDFラインに入れてセカンドボールが拾いきれない混乱を収束させにかかると、後半開始時には高速ドリブラーのFW10木村有磨(3年)を満を持して投入。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選