木村の仕掛けで全体の躍動感が明らかに生まれた彼らは42分に右SB9上野のインナーオーバーラップから1点を返すと、66分には途中出場のMF11桐畑優由介が混戦を押し込み同点。アディショナルタイムには6上野が見事なミドルシュートを沈め大逆転で勝利をもぎ取った。
「もっと攻守にチャレンジしないといけないし、考える、立ち位置など全てのスピードを上げないと」と試合後の履正社・平野監督はなおもおかんむりであったが、敵のウィークを着実に突いたアサンプション国際を跳ね返した経験は今後に必ず生きるはず。選手権大阪府大会での続きが楽しみなアサンプション国際も含め、非常に興味深い一戦であった。
(取材=編集部)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選