山梨学院高等学校 vs 桐光学園

 すると84分、山梨学院は右からのクロスを朝倉が折り返したボールをFW9小河原瑛太が合わせリードを広げる。しかし、桐光学園も諦めない。88分、吉田の推進力からロングスローのチャンスを掴むとDF7増田遥希が放った一投はゴール前の混戦を抜けるとその裏に飛び込んだ吉田がこれを頭で押し込み1点差に。桐光学園は、更にドリブラーのMF13五十嵐将を投入しゴールをこじ開けにかかるが、山梨学院も落ち着いて対応、5分超に及ぶアディショナルタイムを守り抜き、3-2で勝利を収めた。

 試合前、「今日の試合は、今後の展開に向けて大事な一戦」と話していた山梨学院・岩永将監督。勝利後のインタビューでは「DFラインの管理の甘さから失点をしてしまったが、その後、逆転まで持って行けたところは少し成長しているのかな』と選手たちの頑張りを讃えた。キャプテンのMF7山田逞人も『開幕から負けなしで良い流れで入れているなと思います。このまま負けなしで成長して行きたい」と今後に向けての抱負を語ってくれた。

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