一方、敗れてしまったヴァンフォーレ甲府U-18・内田一夫監督は「相手の球際の強さやゴールに向かう姿勢に対して立ち上がりのあのような形を予測はしていたがやられてしまいペースを掴みきれなかった。ただ、このゲームでやるべきことを選手がやり出したことで形は作れるようにはなった。今後も今までで積み上げてきたことをどんな相手にもどんなスタイルのサッカーでもできるように続けたい」と今後に期待を込めた。また前半同点ゴールのチャンスを惜しくもものにできなかった濱野は「自分たちは高さが不足しているなかで最初の(場面で)集中力が欠け、対応ができなかった。(前半あそこで)自分がシュートを決めていれば…(今後は)自分のゴールでチームを少しでも引っ張って貢献できるように頑張っていきたい」と次戦に向けて気持ちを切り替えていた。

(文・写真=西山和広)

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東2部
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