優勝争いを踏み止まる 主力2人を欠く昌平、尚志に逆転勝ち
昌平イレブン(写真=松尾祐希)
9月14日、高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 EASTの第14節が各地で行われ、昌平高グラウンドではインターハイ王者の昌平が尚志と対戦。1点をリードされる展開となったが、終盤に逆転して2連勝を飾った。
前節の前橋育英は前半に2失点を喫しながら、後半の3ゴールで鮮やかな逆転勝利を収めた昌平。しかし、U-17代表の活動でGK佐々木智太郎(3年)、MF長璃喜(2年)を欠いた今節も立ち上がりから思うような試合運びができない。9時半キックオフの時点で30度。暑さの影響で序盤から攻撃のテンポが上がらず、ゴールに向かうプレーも数えるほどしか繰り出せない。MF大谷湊斗(3年)やMF本田健晋(3年)を軸にボールを動かしながらチャンスを狙うが、決定的な場面を作るまでには至らない。流れを変えるべくミドルシュートを放つが、枠を捉え切れずに時間だけが経過していく。すると、尚志に一瞬の隙を突かれてしまう。39分、尚志の10番・MF髙橋響希(3年)にロングキックを蹴られると、FW矢崎レイス(3年)が最終ラインの背後に走り込む。GKの白根翼(3年)が先に触るべく前に出たが、一歩間に合わずに矢崎にゴールを許した。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 EAST
高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 EAST