優勝してファイナル進出を喜ぶ横浜FCユースの選手たち

 後半に入ると、リードしている横浜ユースが徐々にボール支配率を高めて追加点を狙いにいくが、63分、大宮U18にサイドのクロスからゴール前でピンチを迎える。しかし、これはゴールライン上で身体を張った守備で跳ね返し難を逃れた。ピンチを逃れた横浜ユースは67分、CKからのクリアボールを拾ったMF10朝見友樹がミドルシュート。これは、GKに阻まれ追加点ならず。

 刻一刻と時が刻まれていく中、一瞬の隙をつかれ横浜ユースがピンチを迎える。73分、FW14平家璃久斗にDFの背後を一発で取られPA内でシュートを放たれる。しかし、GK21大亀司がビッグセーブで得点を阻止。横浜ユースは、その後も大宮U18の反撃を跳ね返し、虎の子の1点を守り切り1-0の完封勝利を収め、他会場の結果から、悲願のEAST優勝を決めた。

 なお横浜ユースは15日にWESTの覇者・大津と高校年代の日本一の称号をかけてプレミアリーグファイナルを戦う。

(文・写真=田原豊)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2024 EAST
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