神村学園MF名和田我空

 いい守備で試合の流れを渡さなかった帝京長岡が、とどめを刺す。69分。安野がスピードに乗ったドリブルでペナルティーエリア右から進入しラストパス。それを新納が左足でしっかりと流し込んだ。一矢報いたい神村学園はアディショナルタイムに金城が右足シュートを放つも、帝京長岡GK小林に阻まれタイムアップとなった。

 帝京長岡は850人の観客が詰めかけたホームでうれしいプレミアリーグ初勝利。強豪チームを攻守で圧倒した。古沢徹監督は「開幕戦の負けを引きずらず、いいメンタル、コンディションで臨んでくれた。いいパフォーマンスを見せてくれた」と選手を称えた。攻撃はテンポよくパスを回し、安野の個人技、新納の得点力を生かして4発を奪った。「うちの2枚看板の関係性が今日は良かった」。守備陣も相手エース名和田の自由を奪い、仕事をさせなかった。

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