ハットトリックを決めた新納は1月に右足第5中足骨を骨折し、3月中旬に復帰したばかり。開幕戦はノーゴールに終わっていただけに「ゴールを奪うために安野とペナルティーエリア内の動きを話し合った。長所を出し合えた」と胸を張った。1得点2アシストの安野は「お互いにエゴの塊。2人で得点王争いがしたい」と、この日の活躍を次へのパワーに変えた。
帝京長岡の3年生は2年前の「U-16 MIZUNO CHAMPIONSHIP」で日本一を経験した世代。同大会の決勝でも神村学園とマッチアップしていた。新納は「あの時は得点が取れなかったので、今日は絶対に(得点を)取ろうと臨んだ。良かった」と喜んだ。次節4月21日は敵地で米子北と対戦する。この日、チームの全得点をたたき出した2トップは「次で勝たないと今日勝った意味がなくなる。次も勝つ」と声をそろえた。
(文・写真=編集部)
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