東京成徳大深谷 vs 細田学園

 0-0で後半を迎えると、5分に東京成徳大深谷が先取点を奪う。左ウイングバック山谷康太朗(2年)が左ロングスローを投じ、関根がヘディングでそらしたボールをボランチの福島雪翔(3年)が押し込んで均衡を破った。

 さらにこの2分後、ゴールやや左18メートルでFKを得ると、藤村が右足で直接蹴り込んで2点目。13分には細田学園DFのバックパスが左ポストに当たり、弾かれたボールを関根が素早く回収して駄目押しとなる3点目を奪取した。

 細田学園は3点目を失うと、4人の選手を入れ替えて反撃に出た。しかしパスを遮断されるシーンが目立ち、相手の懐深くにまで進入できなかった。後半14分からピッチに立ったFW長岡煌輝(2年)が、苦しい戦況の中で放ったのが唯一のシュートで、内容的にも完敗だった。

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▽令和6年度関東高校サッカー大会埼玉予選
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