京都サンガF.C. U-18 vs 履正社

 キックオフと同時にFW9西岡佑真(3年)が左前方に飛び出し、CKを獲得するなど立ち上がりから京都が攻め込むと前半20分にはハーフウェーライン左でボールを持ったMF11柴田了祐(3年)が切り返しから中に展開。受けたMF10立川遼翔(3年)が左前方にボールを流す。そこから坂川が西岡との連携でPA内に入り込むとゴールの隅に流し込んで京都が均衡を崩した。

 続く28分にもSBの思い切りの良い攻撃参加から得点が生まれる。左前方で立川がボールキープからクロスを上げると反応したのは右SBのDF3三宮稜大(3年)。「良いボールが上がってきた。狙ったという感覚はなかったのですが、とりあえず相手に競り勝つことだけ考えていた」と無我夢中で合わせたヘディン弾が決まり、リードを2点差に広げた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関西1部
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