ガンバ大阪ユースイレブン

 近江に流れを持っていかれそうになりながらも踏ん張ると後半11分には1点目をアシストした久永が再び見せる。2連覇で終わった夏のクラブユース選手権(U-18)は途中出場がメインだったが、この試合ではFW13中積爲(2年)の負傷によって、スタメンのチャンスが到来。

 「このチャンスを物にしていかないと自分は良いところに行けないので、この試合は絶対に点を決めて、勝たせることが目標で試合に挑みました」。そう話すストライカーは、左でボールを持ったMF22山本天翔(2年)からのスルーパスを引き出すと、GKとの1対1を冷静に決めてリードを2点差に広げた。

 相手を引き離し、一気に勝利まで持ち込みたいところだったが、ここからが上手く行かない。前半から近江にボールを持たれる時間が長かった結果、「自分らが追い掛ける展開になってバテていった結果、悪い方向になってしまった」(荒木)。

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