ヴィッセル神戸U-18(B)vs東山

　試合は3-2で東山が勝利。東山は勝点3を積み上げ、C大阪U-18が敗れたために2部リーグ優勝となった。先日に行われた全国高校サッカー選手権大会･京都大会決勝ではPK戦の末に敗れて涙を流したが、「2部で優勝して、次の代のチームに渡すことが最後の仕事だと思っている」(主将MF辻綸太郎(3年))という思いを、見事に実現させた。

　一方、最後の最後に失点を許したV神戸U-18Bは悔しい敗戦となった。勝点を積み上げることができず、試合前の時点で順位が下だった滝川第二、金光大阪、近大附属の全てが勝利したことから8位へ転落した。ただ、残留の可能性は残されている。今週末に広島県で行われる『高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 プレーオフ』に関西代表として挑むガンバ大坂ユースと京都サンガF.C.U-18がプレミアリーグへの昇格を果たした場合は、繰上げで残留となる。

(文・写真＝雨堤俊祐)