「プリンスリーグでは鎬を削ることができる場。1週間、1週間が大変ですが、ワクワクしています。それが学校生活や日常生活にも活きている。『その緩さで良いか?ピッチに出るぞ』と声を掛けると本人たちはこれではいけないとなる」。岡田監督の言葉通り、初参戦のプリンスで寒川が得る収穫は大きい。今日の試合は、JクラブのAチームと公式戦で初めて対戦する機会でもあった。
開幕戦に続く白星を奪うことができなかったが、格上と言える相手に上手く試合を運んで勝点を奪えた経験は大きいが選手は善戦だけで満足していない。「自分たちより上手い選手やでかい選手がいるJクラブと戦えるのは凄く楽しいですが、やっぱり勝たないと何も面白くない。勝って上に行く楽しさを自分たちは求めているので、もっと追求していきたい」。そう悔しさを滲ませるのは伊藤で、次節以降は白星を着実に積み上げていく。
(文・写真=森田将義)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 四国
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 四国