県高校総体前に上昇の兆し見せる仙台育英。専大北上を下し、5連敗の後2連勝

応援のチームメイトと勝利を喜ぶ仙台育英MF中西大晴(3年、7番)

 高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2024東北は各県高校総体、東北クラブユース選手権による中断前最後の第7節が行われた。仙台育英学園サッカー場では、仙台育英専大北上が対戦した。今季プリンスリーグ東北に復帰した仙台育英は開幕から5連敗を喫していたが、前節同じく5連敗を喫してたやはり今季プリンスリーグ東北復帰組の聖光学院との直接対決で勝利し、今季初勝利を挙げた。一方の専大北上はプリンスリーグ東北昇格2年目のシーズンを迎え、青森山田セカンドと引き分け、尚志セカンドに勝利するなど健闘を見せている。

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 前半は序盤は互角だったが、徐々に専大北上が仙台育英陣内に攻め込み、決定機をつくり出す。2トップに入ったMF山崎諒太(3年)やMF平山太陽(2年)らが積極的にシュートを放っていったが、仙台育英はGK小川陽海(2年)が何度もファインセーブを見せた。また、キャプテンDF渡邊留唯(3年)、DF松井琢磨(3年)の両センターバックも粘り強い対応を見せ、ゴールを割らせない。そしてロングボールをトップ下に入ったMF中西大晴(3年)がおさめると攻撃に展開し、FW河野宗眞(3年)、MF石川真斗(2年)らがシュートを放つが、専大北上もGK奥山隆晟(3年)のファインセーブやキャプテンDF成田大悟(3年)、DF伊藤晟来(3年)の体を張った守備でゴールを守り、前半は0-0で終えた。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 東北
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