前半から相手陣営で試合を進める時間の長かった浦和南は、後半に入ってもボールを握る回数が多く、坂本が左右から投じるロングスローも相手の脅威になった。そんな流れの中から先制点は生まれた。
17分の右CK。美島の蹴ったボールは相手にクリアされたが、日高がこぼれ球を拾ってシュート。再びこぼれ球になったが、坂本が押し込んで先制。「自分の足元に転がってくるんじゃないかと予想していたら、本当にきました。相手の選手が前に3人くらいいたけど、思いっ切り打ちました」と解説した。
32分には美島が芦川の右クロスを左足ボレーで蹴り込み、その3分後にも坂本のヘディングシュートが左ポストに当たり、後半途中から出場したMF沼尻爽汰(2年)が跳ね返ったボールを押し込んで3点目を奪い、試合の大勢を決した。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選