東京実vs都立東大和南

 相手陣内に攻め入り、セットプレーとロングスローで好機を広げる東京実業。そして堅守とカウンターで打開する都立東大和南。迎えた後半2分、東京実業はセットプレーからMF11鮫島翔太(3年)がゴール前に迫ったが、枠外。負けじと都立東大和南は同6分、カウンターからMF13山口旻希(2年)が決定機を作るなど、膠着したゲームは徐々に動きはじめる。同17分、東京実業はMF22高見虎輝(3年)が相手に囲まれながらドリブルで進入しシュートを放てば、飲水タイムを挟んだ同24分、都立東大和南MF19松尾経成(2年)が迫ったがいづれも得点ならず。

 0-0のまま進んだ同40分、東京実業FW9小関勇仁(3年)が2度目の警告を受け退場処分。10人で10分ハーフの延長戦を強いられた。東京実業は長身のDF4田中玲音(3年)を前線に置き起点を作るが互いに迫れずPK戦に突入した。双方6人目まで成功するなか、東京実業は7人目を成功。都立東大和南の7人目をGK1海老澤光(3年)が止め、ようやく決着をつけた。

【次のページ】 1次トーナメントブロック決勝 東京実業 vs 都立東大和南(3)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選