東京実業イレブン
「みんながずっと(PKを)決めてくれたので、絶対に止めようと思いました」と守護神GK1海老澤。PK戦では2度シュートを触ったものの、セーブしきれなかった。それでも「最後は気持ちで止めました」と胸を張った。また1人少ない状況での延長戦では「身体を張ってみんな守ってくれましたし、たとえフィニッシュまで行かれてもみんなで声を出して、守りきれました」と味方の守備を称賛した。
一方、「もう少しビルドアップできるかと思いましたが・・・」と東京実業の片山智裕総監督。延長戦を含めた100分間。7:3でゲームを支配しながら、無得点となってしまった。その理由を「前半少し後ろに重心が下がってしまったため、全体的に間延びしてしまい、崩しきれませんでした。後半は前に起点を置いたため、前にボールを運べたので、1点入るかと思いましたが…相手に踏ん張られてしまいました」と相手の堅守を称えた。
(文・写真=佐藤亮太)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選