歓喜の日大豊山
前半、両チーム、特長の機動性をいかしながら、攻めあう展開に。とともにチャンスに持ちこませない守備の良さもあって膠着状態が続いた。そして後半、ゲームは実践学園の一方的なペースとなった。特に両サイドのユニット、右サイドDF4冨井俊翔(3年)・MF8山崎良輔(3年)、左サイドDF2峰尾燎太(3年)・MF11岩崎蒼平(3年)の連係から実践学園は何度もチャンスを作った。後半15分、MF8山崎が、19分にはMF11岩崎のクロスにFW9 本間貴悠(2年)が、27分にはMF11岩崎のクロスからMF23清水目凌希(2年)がゴールに迫り、いつ同点に追いついてもおかしくなかった。
得点後、防戦一方となった日大豊山。その理由をFW9大山は「相手の勢いが強くて前線からのプレスがかからず、押し込まれてしまいました」と話せば、海老根航監督は「こちらが1点取った後、受け身になりすぎてしまいました。また中盤が間延びして、セカンドボールを拾いづらくなりました。実践学園さんはタフなチームなので、運動量などで苦しい時間帯が続いてしまいました」と振り返った。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選