滝川第二 vs 三田学園

 この日も序盤から滝川第二の様子を見ながら、主導権を握っていく。「チーム全体として回せる所では後ろから繋いでいこうと話していた。ただ、一発入れた時にFWが強くて勝てると分かったので、どんどん背後へのスペースに入れるイメージだった」。そう話すのはMF21佐伯太壱(2年)で、スペースへの飛び出しに長けたFW10姫田琢斗(3年)の所で優位性が作れると判断してからは積極的に長いボールを入れて相手を押し込んでいく。

 前半4分には右サイドを抜けたMF30肥田夢陽(2年)のパスから、FW9瀬尾涼太(3年)がシュート。12分には中盤の右でボールを奪った佐伯のパスから、瀬尾がゴールを狙ったが枠を捉えることができない。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選