東海大相模 vs 横浜創英

 一方、ロングボール、カウンター、セットプレーで迫る横浜創英は後半に入ってMF9古垣太樹(3年)を投入。速さを生かし、相手DF陣に揺さぶりをかけた。

 両チーム互いにチャンスを作るなか、東海大相模GK12一坂新(3年)、横浜創英GK1和田薫空(3年)の両守護神がナイスセーブを見せ、失点を防いだ。双方の持ち味を出し合った試合は東海大相模が1‐0で横浜創英を退け、準決勝進出を決めた。

 勝った有馬信二監督は「公式戦でなかなか結果が出ず、試合では決定的な場面で外すことが多くありました。そのため選手には『ファーストチャンスのシュートを入れるか入れないかで、試合は変わるよ』と伝えていました。そのなか、きょうはファーストチャンスで得点を取ってくれました。2点目、いつ取れるか…惜しいチャンスはありましたが、それでも粘り強く守備ができ、我慢できたのは選手たちの成長です」とイレブンを称えた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
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