富士市立vs日大三島

 0-0のまま後半に突入すると、69分に富士市立が均衡を破る。左サイドでボールを持ったMF20遠藤壮大(1年)が華麗なドリブルで1人交わしボックス内の深い位置からシュート。これが相手DFに当たってゴールイン。待望の先制点を富士市立が奪取した。

 先制したことでプレーに迷いがなくなった富士市立は、攻撃がより活性化していく。すると80+2分、山﨑絢心(2年)がボックス内で相手からボールを奪いそのままゴールネットに突き刺し試合を決定づけた。日大三島のプレスなどに苦しんだ富士市立だったが、相手の攻撃を封じ2-0の完封勝利で8強入りを決めた。

(文・写真=田原豊)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選