先制ゴールに喜ぶ藤枝東(写真=西山和広)

 試合が動いたのはサイドが変わった47分、PA手前でボールを受けたMF2小池海人のミドルシュートがブロックに入ったDFに当たり大きく跳ね上がると、これがGK17有竹拓海の頭上を超えゴールに吸い込まれていく。藤枝東がこの試合で最初に放ったシュートで欲しかった先制点をものにする。

 リードを許した静岡学園だったが「(藤枝東は)前半から飛ばしていたので運動量が落ちる終盤が勝負」(静岡学園・川口修監督)とみるや右サイドのMF7天野太陽をトップ下にポジションチェンジを図るとここから一気に攻撃が加速。まずは64分、CKからDF3岩田琉唯が「あの同点ゴールが大きかった」と監督を唸らせたヘディングを叩き込み試合を振り出しに戻す。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
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