最後の最後に決定機をモノにした帝京安積が初の全国へ
帝京安積 vs 東日本国際大昌平
夏冬通して初となる全国大会出場だ。
6月1日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福島予選準決勝が行われ、帝京安積は東日本国際大昌平に1-0で勝利。今年度から男子サッカー競技が福島県開催となる関係で、2校が出場できる枠の1つを手にした。
「内容はすごく悪かった。我慢できないプレーもあったし、相手の2トップを恐れすぎて最終ラインが下がったのでそこはもう少しやってほしかった」
小田晃監督が振り返ったように、立ち上がりから主導権を握った一方で、噛み合わないシーンが散見。押し込んだ後にカウンターを浴びるシーンが目立ち、ヒヤリとする場面を何度か作られた。オフェンス面も全体が間延びし、距離感が悪くなった関係で攻撃に厚みが出ない。2トップの白坂晴人(3年)と宗形享(3年)が前線で孤立し、時間の経過とともに思うように形を作れなくなった。
【次のページ】 準決勝 帝京安積 vs 東日本国際大昌平(2)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福島予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福島予選