終盤を迎え膠着状態が続くなか、何とか80分で決着をつけたい山梨学院はFW9オノボフランシス日華を飲水明けに投入、高さとスピードに賭ける。すると67分、そのオノボが左サイドからのCKをニアで合わせ、ようやくゴールをこじ開けることに成功。大事な場面で「決めてこい」と背中を押してくれたベンチからの期待に見事に答えを出した。
これに対し帝京第三も試合を振り出しに戻すために最後まで食らいつく。終了間際には、左サイドからのCKを飯島がニアで擦らせ同点ゴールを狙うが無常にもボールは逆サイドのゴールラインを割りタイムアップ。山梨学院が粘る帝京第三を1-0で振り切り3年連続インターハイ出場を決めた。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選