後半に入っても松本翔琉の勢いは止まらない。前線からサイドに中盤と、ポジショニングを次々と変えながら攻守に躍動すると、その動きにMF10鈴木悠杏やFW8徳間陽向、FW11高橋亮雅が呼応し、攻撃がさらに活性化する。
すると52分、松本翔琉がPA外でこぼれを拾ったところから、相手守備陣が構える狭い中をドリブルで切り込むと、一瞬コースが空いたところを逃さず、左足で鮮やかにコントロールショットを打ち込んだ。
さらに59分には、松本翔琉が右からシュート性のボールをゴール前に送ると、ゴール前に攻め残っていたDF4東風谷崇太が軌道を変えゴールに流し込む。1G2Aと3ゴールを演出した松本翔琉は74分にお役御免でピッチをあとにした。
なんとか反撃に出たい県ヶ丘もSBのDF4入江真太郎がオーバーラップからチャンスを作ったが、上田西守備陣は最後まで集中を切らさず。上田西が3-0のまま試合を締めくくった。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選