そして延長前半、東京都市大塩尻が均衡を破る。86分、米山颯のCKを牛島柊也が頭で合わせて先制。1-0とリードして折り返すと、後半はタッチライン際で徹底して時間を使う。最前線の北村優らがボールをキープし、相手に反撃を許さない。なんとか同点に追いつきたい松本国際だったが、吉村が2枚目のイエローカードで退場。最後まで1点が遠かった。
シュート数では松本国際が10対4と上回るも、東京都市大塩尻は堅守を崩さず。県大会では全5試合を戦い、無失点で完遂。圧倒的な守備力を誇示し、全国出場を決めた。
(文・写真=田中紘夢)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長野予選