国見vs長崎総科大附

 後半から長崎総科大附は黒木秀彰を右サイドに投入し、右でプレーしていた松下昊稀を左に回してサイドの調整を図るが、山口大輝・切封のダブルボランチが安定感を見せる国見は門崎健一が起点となりゲームをコントロール。得点こそ動かないものの、互いに攻め合う展開で時計の針は進んでいく。

 同点としたい長崎総科大附、決定的な2点目を決めたい国見。互いに相手ゴールまであと一歩と迫るがスコアは動かない。双方譲らぬ試合はそのまま1-0で試合を終了。最後まで長崎総科大附の攻撃に耐えつつもアグレッシブなサッカーを貫いた国見が、長崎総科大附を退け連覇を達成。1月の県新人戦に続くタイトルを獲得した。

 「大げさかもしれないけれど、長埼のクラシコというくらい・・、それくらいの伝統を作りたいという気持ちで試合に挑んでいました。今日の試合でも危ないシーンはあったし、本当に強い相手なので、ライバルとして勝つことだけを考えていました」

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選