58分、済美にキャプテンのDF5岡田蓮が負傷退場のハプニングが襲う。「この怪我での退場が痛かった」と済美の渡邊一仁監督が話す通り、済美はチームの精神的支柱を失うと、ここから流れが駒澤大学高等学校に傾きだす。63分、内田がMF8矢島礼偉が左サイドに走り込んだ所にパスを繋ぎ、再び段差を付けて入り込むと、そこにグラウンダーのクロスが入り冷静に合わせてゴールに流し込み再びリードを奪う。「追いつかれていたのでホッとしましたし、個人の所では結果を残すと言っていたので1点取れて良かった」(内田)とゴール後は、喜びを爆発させていた。結局このゴールが決勝点となり駒澤大学高等学校が2-1で勝利し2回戦へ駒を進めた。
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)