米子北 vs 帝京

 追う帝京は後半8分、FW10森田晃を投入。前線に置き、FW10森田にボールを集める。さらに飲水明けの後半23分、足元の技術の高さでチームメイトからの信頼が厚いMF7永田煌を投入し、さらに攻撃を推し進める。

 帝京は首尾よく押し込むものの、押し込んでからの工夫が足りず、右に左にボールをまわすだけとなった。ラストパス、シュートの精度が終始欠いていた。時間の経過とともに士気上がる米子北。堅い守りを維持しながら、機を見てカウンターを仕掛けた。

 8分という長いアディショナルタイム。そのラストプレー、帝京は最後のチャンスを作った。パスを受けたMF8砂押大翔が自ら運び、ペナルティエリア内に進入しシュートを放ったが、惜しくもポストに当たって同点ならず、ここで終了のホイッスル。

【次のページ】 2回戦 米子北 vs 帝京(3)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)