試合は米子北が虎の子の1点を守り切って1‐0で完封勝利をおさめた。

 「試合の入りは悪かったですが、ひとつにならないと勝てないので、選手たちは最後まで戦ってくれました」と選手を称えた米子北の中村真吾監督。勝因について「運が良かったという言い方も違うかもしれませんが勢いとか運を味方にできたのかもしれません」と控えめに答えた。

 敗れた帝京の藤倉寛監督は「内容や結果はありますが、自分たちのやりたいことをしっかり出す時間帯は作れたと選手たちも感じていると思います。その追及が今後の課題です。トーナメントなのでどうしても勝ち敗けにフォーカスしがちです。なので選手には悔しかっただけで終わらないようにたくさん試合をさせたかったです。勝敗ではなく、レベルの上のチームと対戦するなど経験値を積みたかったですが、残念です」と答えた。

 3回戦に勝ち進んだ米子北は7月30日に国見(長崎)と対戦する。

(文・写真=佐藤亮太)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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