帝京長岡DF3下田蒼太朗もCKから2ゴール

 これで一気にペースを掴んだ帝京長岡。28分にはCKから前の選手の肩に手を置き一列に並ぶ"トレイン"でファーサイドのDF3下田蒼太朗(3年)が右足で合わせ3点目。

 25分に最初の選手交代を使っていた龍谷は3点ビハインドとなったことで、31分にさらに3枚替えを行い、反撃の糸口を探す。しかし、一度傾いた流れを簡単に変えることはできず、0-3で前半を終えた。

 前線からのプレスと前半途中出場のMF10中村太朗(3年)を起点に反撃に出たい龍谷。しかし、そんな龍谷を尻目に帝京長岡は流れるようなビルドアップでプレスを回避。相手にペースを譲ることなく時間を消費していく。そして63分に左CKを獲得すると、今度はトルメンタの構えから選手たちが回らずに散らばる"長岡花火"を発動。これでファーサイドでフリーになった下田が頭で合わせ、ダメ押しとなる4点目を決めた。

 

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