攻撃の手を緩めない神村学園は18分、名和田のパスから金城が、22分にも名和田のパスをMF6吉田唯竜が決めて4点目を奪う。さらに前半終了間際には名和田がこの日2点目をゲット。対する仙台育英は、左クロスからMF18石川真斗がゴールを狙ったが、枠をとらえきれず。前半は神村学園が5点をリードし折り返す。

仙台育英 vs 神村学園

 後半に入り仙台育英は、まずは1点を狙いに行こうとするも、これまで無失点で勝ち上がってきた神村学園相手に思うようにシュートを打たせてもらえない。神村学園は5枚の交代カードを使いながら試合を進め、76分にはDF2友利楓樹のシュートのこぼれ球をFW18秋澤悠宇が決め、試合はそのまま6-0で終了。14番エースストライカーFW名和田我空の2ゴール2アシストの大活躍により、神村学園が完勝し準々決勝に駒を進めた。

 神村学園の有村圭一郎監督は「DFがしっかりと粘り強くやってゼロで抑えているのが良い部分ですね。そして点数を取りに行くのがうちのやり方なので、そこでうまく取れたのでこういうゲームになったと思います」と試合を振り返った。

 次戦の対戦相手は、この日の結果から同じプレミアリーグ所属の静岡学園に決定。今季の両チームの対戦成績は神村学園の1勝(プレミアリーグWEST第5節〇4-3)だ。

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