済美vs 徳島科学技術

 対して徳島科学技術は2トップが縦に並ぶ「4-4-1-1」。スターティングイレブンはGKは1山本空来(1年)。4バックは両サイドバックが絞り気味で右から2藤田賢紀(1年)、3割石奏汰(2年)、20中山智太(2年)、5板東晋之介(2年)。中盤はダブルボランチに6木内遼太郎(3年)と8金本歩大(3年)が入り、サイドハーフは右に11井澤勇也(2年)、左に9鹿耳翼(3年)。2トップはキャプテンの10鈴江京太郎(3年)が頂点に位置し、その下に14竹中和(3年)が入った。

 試合はキックオフから、済美の立ち位置を把握した徳島科学技術が激しいハイプレスをかける展開に。が、今年度から青森山田(青森)で8年間コーチを務め、母校に戻ってきた松本晃コーチを迎え入れ「相手を見て判断する」を含めたスピードとインテンシーアップに取り組んでいる済美イレブンはあくまで冷静だった。

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▽令和6年度四国高等学校サッカー選手権大会
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