が、徳島市立は後半に入ると左サイドMFの12平尾海斗(2年)などフレッシュな選手を次々と投入し反撃の機会をうかがうと、ついに68分にはロングカウンターから最後はエース10鈴木がPA内やや右側から逆サイドネットを狙いすましてのシュートを決め同点。さらにアディショナルタイムには12平尾の左サイド突破から10鈴木があげたクロスに2藤川が頭で沈めついに逆転。「もっといろいろなことをやらないと勝てないことに気付かされた」(河野博幸監督)徳島市立は帝京第五から得た収穫と課題を糧に、まずは準決勝・尽誠学園(香川県1位)戦に集中し前回大会に続く四国王者獲得を目指す。

(取材=編集部)

▽令和6年度四国高等学校サッカー選手権大会
令和6年度四国高等学校サッカー選手権大会