前半、ほとんどなにもできなかった日大習志野。ハーフタイムで飯田諒監督から「諦めるな。絶対にできるはず。こんなもんじゃない」と檄を受け、迎えた後半、システムを変更し、戦局の打開を図った。立ち上がりこそ果敢に攻めたがラストパス、シュートなど肝心なシーンとなると、相手守備陣に阻まれ、ゴールが遠かった。
一方、3点差をつけた翔凛。前に出る日大習志野の裏のスペースを突き、チャンスと得点を重ねた。後半14分、カウンターからMF16渡邊がチーム4点目を決めると20分にはふたたび左サイドDF5戸川のクロスに途中起用のFW15 長山禅(3年)が頭で合わせて、5点目が決まった。
このままでは終われない日大習志野は後半24分、MF10須田虎之助(3年)が得意のドリブルでこじ開け、ようやく1点を返したが万事休す。翔凛が5対1で日大習志野を圧倒した。
▽第103回全国高校サッカー選手権千葉予選
第103回全国高校サッカー選手権千葉予選