神村学園 vs 興國

 FW名和田我空(3年)、MF鈴木悠仁(3年)など複数の主力を欠く神村だったが、この日はインターハイ準優勝で自信を付けた選手たちが序盤から溌剌としたプレーを披露。中でも脅威だったのは、「自分の持ち味はスピードやドリブルなので、背後を取ったり、ボールを受けてゴールに向かったり、どんどん前に向かうプレーを意識していた」と口にするFW12徳村楓大(2年)で、前半4分には右サイドを破ってクロスを上げるなど見せ場を作っていく。10分には右サイドのDF6吉田唯竜(3年)から出たパスを徳村が落とし、FW16崎浜魁人(3年)がシュートを放ったが、得点には至らない。

 前半半ばには興國の時間帯もあったが、前半終了間際の39分には中盤を持ち運んだMF15松下永遠(3年)のスルーパスから徳村がゴール前を抜け出し、シュート。GKが弾いたところを崎浜が押し込み、神村学園が1点リードで試合を折り返した。

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