静岡学園イレブン
前半は加藤以外の見せ場も多く、28分には左CKからDF3岩田琉唯(3年)がヘディングシュートを叩き込んで先制に成功。前半終了間際の40分にはクロスバーに阻まれ、得点には至らなかったが、MF24篠塚怜音(2年)が会場を沸かせるミドルシュートを放った。後半3分にはサイドチェンジを受けた鵜澤がカットインからゴールを狙ったが、追加点が奪えずにいると後半は少しずつ試合の流れは昌平に傾いていく。
「ハーフタイムに玉田さん(玉田圭司監督)から『こんなんでは勝てない』と言われ、メンタル面が変わった。あとは人が変わって、ボールの回り方が良くなったし、下からのビルドアップで繋げるようになったので、相手を押し込む回数が増えた」。そう振り返るのは上原で守備の積極性を取り戻したことでマイボールの時間が増加。12分にはDF4坂本航大(3年)がインターセプトからミドルシュートを放つなど静岡学園のゴールを脅かす場面が出てきた。すると28分にはCKから坂本が同点弾をマーク。試合終盤は静岡学園のゴールに迫る回数を増やしたが、勝ち越し点は奪えず1-1で試合を終えた。
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