鶴見大附の先攻で始まったPK戦は、2人目を外してしまった鶴見大附に対し、5人全員が決めた松陽が5-4で勝利し2回戦進出を決めた。

 試合後、赤田監督は「粘り強く選手たちはやってくれたと思います。実は公式戦初勝利で…選手たちが頑張ってくれことを評価したいです」と新人戦、インターハイ予選と結果を出せなかったチームにとっての公式戦初勝利を喜んだ。

 一方、敗れた鶴見大付の鶴田陸監督は「チーム全員で勝つ。そのためには、ピッチの中にいる君たちがもっとやらなければ…」と選手たちを鼓舞、PK戦も最前列で片膝をつき最後まで見守ったがあと一歩及ばなかった。

(文・写真=西山和広)

▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選