立花学園イレブン
「後半の立ち上がり、そこをしっかり。まず1点を取ろう」(三池田祐真監督)とピッチに送り出された立花学園は43分、右サイドからドリブルで侵入したMF11植木康太がゴールネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。
しかし、「受けに絶対に入るな。後半を死に物狂いで戦ってこい」と近藤和浩監督に鼓舞された厚木西は、すぐさま立て直す。48分、右サイドからMF11本田充希が入れたクロスを「あそこは得意なゾーンなので走り負けない自信があった」と3列目から走り込んだキャプテンのMF8石井凰介がドンピシャのヘディングで合わせ勝ち越しに成功すると、最後まで集中して立花学園の反撃に対応、2-1で逃げ切ってブロック決勝進出を決めた。
▽第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第103回全国高校サッカー選手権神奈川予選